イベント紹介

デュアスロンヒロシマ2019 レース日記

3/24(日)デュアスロンヒロシマ2019へお店を休んで参加させて頂きました。
 
デュアスロン初参加でデュアスロンってなんぞや?からスタート
 
デュアスロンかんたんに言うとトライアスロンのスイム-バイクーランのスイムをランに変えたバージョンです
よってラン-バイク-ランの自転車屋としてはしんどい半分以上フィジカルスポーツに毒された過酷なスポーツです
 
なにもせずフィジカルスポーツ参戦は無謀だと思い、実は常連さん達だけに打診させてもらって年末からこっそりランニング練習開始していました
 
本番は想像以上のハイペースと普段の練習の甘さを実感させられるのに時間はかかりませんでした。メッチャきつい!!
ダイエット?はぁ?これやってる人で太ってる人いるんでしょうか?
いやまじめに取り組むだけで太れるヤツなんていないそう感じました
 

1stラン調子に乗って最前列スタート

画像はキッズクラスのスタート

 

最初からオーバーペースで突入
普段の練習速くてもキロペース4分30秒くらいが
スタートしたときキロ3分40秒のオーバーペース
折り返しの下り坂では太ももに雷が落ちてきて半分に割れそうでした(そいえば一度も下り練習していない)
中盤以降は心拍を気にしてペースダウン
 
続いてラン→バイクへ移行
画像はキッズクラス
 
トランジッションエリア内にて
ランニングシューズ脱いでロードシューズへ履き替え
全く練習せず臨んだ結果、メッチャ手間取る!!
1stラン4.3km 区間41位 17分53秒
 
バイクパートは1周12.3Kmx3周(36.9km)
 
三段坂手前でみんなに内緒で用意した補給食を取ろうとしてここでもミス!!
登りでキャップタイプ…
さっきのランで握力入らない状態でキャップ…
自分の体の硬さを考慮してドリンクに入れとけばよかった
バックポケットにカラ容器を戻せない…
腕が攣りそう
 
そして登坂
フロントギアチェンジしなきゃ
 
ここでもミス!!
 
すでにフロントインナーギアだったのをわざわざアウターギアに(自転車屋の絶対にやってはいけないミス)
三宅嫁の後ろでギャーギャー騒ぐ(シンドイとこだったろーに申し訳ない)
 
三段坂トラブルひと段落したとこで
半分くらい登ったとこだろうか、ちゅう吉チームudaさんにあっさり抜かれ
踏めてる男の背中を見送る(結果udaさんバイク区間3位)
 
一周目平均210ワットくらいで23分台後半でラップ(相当サボってるんで低いワットは仕方ない)
これ以上踏めない。踏んではいけない。
 
二周目
大腿四頭筋は重く
ハムストリングスに違和感
腰は登りですでに張りまくり
 
満身創痍で最終ラップ三周目に突入
190cm以上ありそうな、たぶんトライアスリートだと思う方が登り区間超低ケイデンスで
グイグイ踏んでくる。
こちらは自転車畑出身を自負してるのでこれ以上脚を使いたくないのでケイデンス重視
この長身トライアスリートが何度下りで抜いても、登りでゴリゴリ踏んで抜いてくる
チクショーっ!!
なんでそのトルクで踏めるんだよ
もっと回せば脚残せるだろーに
そんでおまけに抜いてくるんじゃないよ。アツくなるだろ!!
もうバトル勃発ですよ(笑)
ラストランに体力回復させたいのにそんなこと忘れてバトル。バトル。
 
最後は展望台終わってからの
S-WORKS VENGEの空力の底力を見せつけるようなダウンヒルアタック!!
結局登りは勝てなかったなぁ…
 
バイク区間26位 1時間12分33秒 通過順位27位
 
 
やっと長身トライアスリートとの勝負を終えここからは次のランに向けての準備に入れるぞ。
少し呼吸も落ち着いて冷静に考えらる状態になる。
そしてもうひとつ忘れてはいけなかった最悪のイベントが
『次のランってもう走れなくね?』
すでに両足大腿四頭筋がビクついてて攣りそうじゃないか!!
 
そうだ!!
 
攣りそうな脚とは全く関係ないが
ラストランはアームカバーやグローブも外して最軽量身軽な状態で走ろう
なんでもいい、なにか今できることを考えただけである。
 
アームカバーをできるだけ次のトランジッションエリアで外しやすくしといてやろう
↑画像 この時はアームカバーを半分ずらしていつでもいける準備完了
 
そしてトランジッションエリア突入
よし!
最速でランモードに変身していくぞ!!
 
が、
ミス!!ミス!!ミス!!
 
最悪なことに時計がデカすぎてアームカバーが抜けない。最悪!!
 
 
下記画像のガーミン
昨年リリースされたアウトドアNewモデル『Instinct Graphite』
 
こいつゴツすぎ!!
とゆうよりコイツが悪いんじゃなく
『ForAthleteシリーズ』
というのがありながら見た目だけで選んだ自分が悪い
次デュアスロンやトライアスロンやるときはForAthlete一択で。
 
そんなもんでグイグイーっと無理やり引っぺがそうとしても
取れない!!
もうパニック状態…

ランニングシューズ履いて
準備できたのになんか忘れ物してる感
 
『ん!?走っていんだっけ?』
 
誰に話しかけてるんだかひとり言をつぶやく
 
やっと走り始めて
落ち着く間もなく
 
セカンドパニック!!
 
さっきグイグイやったせいで
何か長押ししたんでしょう。
 
ランモードで計測スタートできない
あとでデータとれてないとこ見るとこの姿勢でピコピコしながら
600m走ってました(笑)
 
とパニックで最終2ndラン死の4.5Kmラン突入!!
 
もう攣る寸前。
これ以上脚上げるとヤバイレッドゾーンだけ回避して
中学生時代の元陸上経験者の知恵を振り絞る…
が、無念!!
中学生なので何も考えずに走っていたので引き出しがない!!
もう必死で走るのみ!!
 
最初の下り区間が終わり展望台への登り
まず最初に遭遇したのは戦う大工さん(荒海大工)
画像 荒海さん初出場なのに最終結果総合8位バイク区間2位とちゅう吉ぶっちぎりのフィジカルの持ち主
 
荒海さんもう折り返して下ってくる
ん?
下りのフォームがなにかおかしいぞ?
みんな満身創痍なんだな
 
次はバイク区間であっという間に抜き去られたudaさんも下ってくる
最終総合14位 バイク区間3位と見事な成績
 
まだ1キロ登りなのだが、こちとら登りが終わらない
ペースを見るとキロ5分50秒ペース
いかん気持ちが切れかかっていた
焦ってもペースは上がらないが
なんとか意識して登りキロ5分ペースへ引き戻す
 
やっと展望台が見えたところで
ちゅう吉のエースクライマーUmayaharaさん
Umayaharaさんは1stランで荒海さんより先行してバイクパートに突入
バイク区間も11位と総合力を見せかけたが、最終ランゴール手前で両足攣ってストップ
最終ランで区間40位と悔しい大ブレーキで総合19位
 
 
長~い折り返し地点の登りが終了
もうビクビク両脚攣ってる(笑)
 
下りに入って気付く
膝は全く痛くない!いける!
最後だし膝の命を削るようなノーブレーキダウンヒル走法解放や!!
 
もうどうにでもなれ
そんな気持ちで下り始める
ペースもチラ見したら下りだがキロ3分40秒くらい
心拍も190くらいをマーク
気が付くと下りの振動のせいかマッサージ的になっていて
脚が攣ってたのがウソのように治まる
 
下り区間で当初今回のライバルMiyagawaさんとすれ違う
この若者にはまだ負けれん!と今大会がんばることができた存在。感謝
 
そして次にこのデュアスロン大会にむけラン練習で故障しかけ大会参加が危ぶまれたが
それを乗り越えて参加できた強者Inoueさん
前半の1stラン遭遇時にはハイタッチしたのだが、
後半の遭遇時には声はかけれるがお互い余裕なし(笑)
 
そして最後に遭遇したのが
今月で宮崎に帰ることが決まっている店員Murata
文字通りのラストラン!!
今までのレースで上下レーサージャージをまとわず
Tシャツカジュアルスタイルを貫き見事な最後を飾ってくれた
『下りで回復できるぞっ!』と声をかけたが翌日しっかり膝はぶっ壊れてることだろう
 
と、思いながら
最後のストレートへ
かっこいい店長
 
ゴール前に最後ひとりランナーに抜かれはしたが
こちらも前にいたひとりを抜いてゴール!!!!
中学校の駅伝以来のゴールして倒れこみが見事決まる
 
下りからの決死の走りの結果
2ndラン 区間27位 20分45秒
と後半追い込むことができた
 
最終結果 総合26位 1時間51分
 
 
 
 
有酸素運動オーバーリーチって(笑)
リカバリータイム3.5日
この5.0昨年最速店長選手権に出た時以来(その時無酸素4.9)
 
こんなにフィジカルが疲れたのは自転車屋でレースやるようになっても
記憶にないくらい。
 
今回デュアスロン初参加しての感想は
走っているときには精神的にも肉体的にもキツイ状態で
デュアスロンってこんなにつらいのかって思いましたが、
振り返るとランのとき必ず折り返しでメンバーや知らない方と声を交わして、
お互い『がんばれよ!!』って励ましあってたし、
他チームの応援の方や、スタッフの方にも励まさてた記憶が印象的で
走り終わってみると
 
『楽しい!!』
 
に変わってました。
終わってからメンバーには恐ろしくて聞けなかった
『次回でますか?』
は店頭でゆっくり聞くことにしましょうかね(笑)
私はたくさんあった今回の反省点を修正して次回、自己ベスト更新したい脳になってます!
 
今回参加頂いたメンバーの方々、年末からお付き合い頂きましてホントありがとうございました。
しっかり休んでください
応援サポートに来てくださった方もありがとうございました
次回は参加してくださいね(笑)